あなたの家のグラスウールは大丈夫?施工不良の例をご紹介|断熱リフォームの匠

コラム

2021.10.05

断熱材

あなたの家のグラスウールは大丈夫?施工不良の例をご紹介

WRITER

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矢崎 拓也

環境省認定うちエコ診断士

株式会社テオリアハウスクリニック入社後、断熱事業に携わる。現在は既存住宅の断熱調査を中心に、セミナー講師や各媒体からの取材など、社内の断熱体制強化にも取り組む。

こんにちは。断熱リフォームの匠の矢崎です。

今回は「グラスウール断熱材の施工不良」についてご紹介します。

グラスウール断熱材は現在、住宅で最も多く使われている断熱材です。他の断熱材に比べてとても安価ですし、住みながらの断熱リフォームにも適しています。

しかしその一方で、施工をする人間が正しい知識を持たないまま取り付けを行ってしまうと、施工不良が起こりやすい素材でもあります。

実際に私も点検にお伺いしたお家で、床下や小屋裏のグラスウールが施工不良の状態で放置されているのを見かけることがあります。

グラスウール断熱材の施工不良として、どんなパターンがあるのか、一緒に見ていきましょう。

グラスウール断熱材の施工不良

①床下で断熱材が欠落している

断熱材のサイズが床組に合っていなかったり、張り付けがうまくできていないと、断熱材は床に落ちたり、垂れてきてしまいます。

断熱材は途中で途切れずに張ることが大切です。なぜかというと断熱材が1カ所でもしっかり張れていない場所があると、そこからどんどん熱が漏れ出してしまうからです。部屋の中でエアコンをつけていても窓が開いているとなかなか効果を発揮できないのと同じです。

断熱材の欠落があると全体の性能も下がってしまいます。

②小屋裏で断熱材が放置されている
最近ではあまり見かけなくなりましたが、悪質な業者が施工した物件では断熱材を充填せずにそのままその場に放置してしまうケースがあります。

張り付け云々よりも施工業者の体質そのものに問題があるケースですが、このような問題も見落とされてしまうケースが多々あります。なぜかというと、断熱材があるのは床下や小屋裏、壁の中など「目に見えない場所」だからです。

だからこそ、新しい家に住み始める時は建物をチェックしておく事が大切です。施工不良がおきている状態がながく続けば続くほどシンプルに損をすることになりますし、快適な空間を手に入れることはできません。断熱リフォームの匠が行っている無料点検でも、断熱材に施工不良があった場合は報告させていただいています。

③グラスウールとグラスウールの間の隙間

グラスウールの欠落とまではいかなくても、部分的に断熱材が何も張られていない場所があります。これは、断熱材のサイズが上手くあわなかったとこで空白ができてしまいます。

こういった小さな隙間でも断熱材は本来の性能を大きく落としてしまいます。

図を見ていただくと、少しの隙間があったり、断熱材の充填が雑に行われていると性能が低下してしまうことがわかります。

小さな隙間の場合はさきほどのように施工業者に悪気があるというわけではないかもしれません。しかし、やはり正しい知識がないと不十分な施工しかできません。

まとめ


今回はグラスウール断熱材の施工不良の例をご紹介してきました。

あまり知られていませんが、断熱材は建物を快適な空間にするための鍵となる建材です。ストレスのたまり方、夜中の寝つき、集中して行う作業、身体の免疫力など、ありとあらゆるものに影響を及ぼすといっても過言ではありません。

とはいえ、断熱材は見た目とは裏腹に非常にデリケートな施工が求められます。

もし「冬になると足元が寒い」「夏は2階の天井が暑い」といった思いをされているようでしたら、今回ご紹介したような断熱材の「施工不良」が原因となっている事があります。

断熱リフォームの匠では「高性能グラスウール」を用いた断熱リフォームを行っており、現在の床下や小屋裏の状態を調べるための調査は無料で行っています。

もし「自宅の床下や小屋裏がどうなっているのか気になる」という方は是非お気軽にご相談ください!