お部屋の足もとの冷えは「断熱材」これが原因かも!|断熱リフォームの匠

コラム

2018.09.25 / 2021.05.24

寒さ・暑さ対策断熱材

お部屋の足もとの冷えは「断熱材」これが原因かも!

寒い床のイメージ

WRITER

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木村 健人

環境省認定うちエコ診断士

断熱事業立ち上げメンバーとして、断熱工事等の社内標準化に携わる。断熱調査、工事を経験した後、現在はウェブサイト運営を担当。

これから寒くなる季節。寒くなると思い出すのが、「寒い日に足もとが寒く感じる」という問題じゃないでしょうか?日本には四季があるので、冬にならないと足元の寒さって忘れがちですよね。暑くなれば”暑さ対策”を考えるけど、涼しくなればそれも忘れてしまい、寒くなると”寒さ対策”を考える…。でも、寒さ対策をしようと思っていたら冬が終わりまた忘れてしまう…。この考えは完全に昔の私です。

でも、こういう方って私だけじゃないと思うんですよね。忘れてしまえば、「別にいいか。」で終わってしまうわけですが、やっぱり「寒いと不快だな」と体感しているようなら対策はするべきです。ということで、経験者の私が室内の床の冷え(足元の冷え)について解説するとともに、その改善方法についてもご紹介します!

暖房をつけると上半身は暖かいんだけど、下半身は寒い…。

朝起きて、寒いリビングの暖房を付けて30分。「ようやく暖まってきたかな?」と思っても、やっぱり足元は寒い気がする。普段から足元が冷えるのは当たり前だから、別に家の問題では無いと思ってるのだけれど、でもやっぱり足元の冷えが気になる。

未断熱の床面

朝のキッチンは特に寒く感じる場所。「立って朝ごはんの支度をするときには、やっぱり足元の寒さが気になる。」そんなことありませんか?

皆様、その状況を実際に見える化したのがこの写真です↓

未断熱の床のサーモ画像

どうでしょうか?

じつはこの部屋の室温はエアコンで暖房しているので18℃です。(外気温は3℃)
なのに、上と下でこんなにも温度が違うのです。もちろん、青いと冷たく、赤いと熱いことを表現しています。足が寒く感じるのもコレをみれば納得ですよね。温度差を見てみると、場所によって10度近い温度差が生じています。ヒトは温度差があればあるほど不快に感じます。10度という差は相当な温度差で、一般的には3度以内の温度差が最低でも不快に感じない誤差と言われています。

 

では、原因はなんでしょう。

下の写真は、床下から床をみた写真です。

断熱材の無い床下
ご覧の通り、床板の下は床下の冷たい空気が直接触れてしまっています。床に断熱するもの(断熱材)が全く無いので、床が常に冷やされているのです。これでは、いくら暖房を良くしても快適なお部屋にはなりません。

 

真冬に外出するとき、あなたならどんな服装で出かけますか?

当たり前なことですが、寒ければ暖かい素材のインナーを着用し、その上にダウンジャケットやコートを着用しますよね。要するに、保温できる服装を選ぶはずです。
でも、その当たり前が日本の建物では出来ていないのです!例えるなら、薄着の(または全く服を着ていない)状態で、冬のシーズンを丸々過ごしていることになります。

そう考えると、ちょっと怖いなって思ってしまいますが、実際に室温が自分たちの体調に大きく関係していることをご存知ですか?

 

寒いと健康に悪影響のリスク

低い室温の住まいでは、心臓疾患など健康に悪影響を及ぼすリスクが高まります。研究が進んでいるイギリスでは、室温16度以下は健康リスクが高まるとされています。

温度の変化と健康への影響

あなたのお家の室温は一体何度でしょうか。もし、何度か知らない、分からない、という場合は室内に温度計を設置するといいですよ!実際に自分の家がどれほどの室温なのかを知っておくことはとても重要です。温度計を設置することで、室温などへの意識が高まりますしね。特に、窓際とお部屋の中心の2箇所に設置すると、温度差を把握できるのでおすすめです。

 

寒い床はしっかりと断熱材で保温してあげよう

先程の真冬の服装の話にもありましたが、お家もしっかり断熱材を着用させて(断熱した上で)暖房で暖めるのが快適なお部屋づくりへの一番の近道です!

実際にボード状のグラスウール断熱材を床下から施工することで、床表面温度がプラス6℃上昇した実験結果もあります。(室温18℃、外気温3℃)

▼床下断熱リフォームの効果を調べてみた(一般木造家屋編)
https://www.dannetsu-takumi.com/contents/column/dannetsu-reform-beforeafter/

 
上の断熱リフォーム実験コラムでは、サーモカメラでの違いがハッキリ出ておりますので必見ですよ!

足もとの冷えが改善するだけで、お部屋の快適性は格段に良くなるはずです。もし、足もとの寒さでお悩みの様でしたらお気軽にご相談ください。