床下・屋根裏・開口部を同時に断熱リフォーム(松戸市)|断熱リフォームの匠

お客様の声

2020.12.02

断熱リフォームの匠プラン

床下・屋根裏・開口部を同時に断熱リフォーム(松戸市)

都道府県 千葉県
建物種別 木造
築年数 約20年
施工面積 約50㎡
概算費用 約250万円
施工日数 4日
お悩み 夏になると2階がかなり暑くなってしまう/冬は家の中が寒く暖房費が多くかってしまう

詳細

千葉県松戸市で実施した断熱リフォームの事例をご紹介します。

ご相談いただいたお悩みは、夏になると2階がかなり暑くなってしまうこと、そして冬は家の中が寒く暖房費が多くかってしまう、とのことでした。

今回は

  • 床下
  • 小屋裏

のすべての部位でリフォームを行わせていただきました。

まずは無料調査で現状を確認

無料調査では床下や天井裏に進入して現在の状況、具体的には

  • 断熱材の有無
  • 断熱材の性能
  • 気流止めの有無
  • 基礎や梁の位置

などを確認します。

床下・小屋裏の調査

床下、小屋裏ともに断熱材が入っていない、もしくは不十分な状態でした。

断熱材が入っていない建物は外の暑さや寒さを防ぐ「断熱性能」が低く、今回ご相談いただいたような

  • 夏に2階が暑い
  • 冬に部屋の中が寒い
  • 光熱費がかさむ

といったことが起こりやすくなります。

窓の調査


室内では窓の調査を行います。窓は他の部位よりも薄いことから、寒さや暑さがとても伝わりやすい場所です。こちらでは緩衝材を張って寒さ対策をされているようでした。

確かに窓に緩衝材や新聞紙を張ることは寒さ対策になりますが、大きな効果を得ることは難しいです。その理由の1つが「フレーム」です。

窓はガラスの部分だけでなくフレームからも熱が逃げていきます。素材も熱が逃げやすいアルミニウムでできていることもあり、どうしても寒さが伝わってきてしまうんですね。

そこで、しっかりと寒さを防げる内窓リフォームのご提案をさせていただきました。

なお、内窓の調査・見積りについては、断熱リフォームの匠の提携会社様とともに実施しております。

補助金の申請から施工までのスケジュール

なお、今回は「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業」の申請のお手続きも弊社にて実施しました。

これは国による補助制度で、断熱リフォームを行ったときに補助金が下ります。

まずは申請の書類を提出し、交付決定の書類が届き次第、具体的な工事や契約の日程を決めていきます。

工事内容は以下の3つです。

  • 床下断熱工事
  • 天井断熱工事
  • 内窓取付工事

また、全体の流れは以下のように調整させていただきました。

申請から施工までのスケジュール

5月・・・補助金申請
7月・・・補助金申請決定書類到着
8月・・・床下断熱工事(1日間)、内窓取付(3日間)
9月・・・天井断熱工事(1日間)

《断熱リフォームの匠》の断熱リフォームは床下断熱や天井断熱の工事でも1日~2日程度で完工することが可能です。

その秘密は「非破壊工法」という施工方法にあります。

一般的なリフォームは元々の床や天井を剥がして行われるのですが、その分どうしても工期も長くなりがちです。

一方の非破壊工法は工事スタッフが床下や小屋裏に進入して行うリフォーム。大掛かりな作業がなくなる分、工事を短い期間で終えることができます。

工事日程は基本的にお客様の都合にあわせて決定いたしますが、天井断熱については夏場を避けた9月末の工事とさせていただきました。

理由は「暑いから」

真夏の天井裏は、高温高湿無風のサウナ状態になるため長時間の施工が難しいのです・・・。

床下断熱工事

床下気流止めの施工前
床下気流止めの施工後

はじめに気流止めの施工をおこないます。気流止めは床下の空気を壁の中に入れないようにするための物で、実はこれがないと断熱材の効果も大幅に薄れてしまいます。

見た目の存在感はあまりありませんがとっても大切な存在なんですね。

床下グラスウールの施工前
床下グラスウールの施工後

次に高性能グラスウールを設置します。床下に入れる断熱材の厚みは80mmです。

内窓取付工事

内窓の取付工事は、今回は株式会社山一様と実施しました。
工事の際は、取り付ける窓の前にスペースが必要なため、家具や荷物を少し前に移動していただきます。

天井断熱工事

気流止めの施工
セルローズファイバーの施工

天井裏でもまずは気流止めを設置し、そのあと元から設置されている断熱材の上にセルローズファイバーを厚さ200mmで敷き詰めます。

施工にかかった費用

すべての工事終了後に、専用の報告書を作成し補助金の給付を申請しました。

なお今回は松戸市の補助金の条件もクリアしていたため、こちらについても申請を行なっております。

補助金制度と一概に言っても

  • 国が行なっているもの
  • 市区町村が行なっているもの
  • 都道府県が行なっているもの

と色々な種類があるんですね。

施工費用と受け取れた補助金の額

断熱リフォーム費用 約200万円
国の補助金 約40万円 
松戸市の補助金 約8万円

補助金の条件や申請書類は一見複雑でややこしく感じてしまいますが、断熱リフォームには必要不可欠です。補助金の条件確認や申請書類の作成なども《断熱リフォームの匠》で行なっていますので安心してお任せください!