「この冬はガウンの出番はありませんでした」｜断熱リフォームの匠

こちらのお客様は、夏の暑さ・冬の寒さの両方にお悩みで、中でも「冬場の結露をどうにかしたい」というご希望が強くありました。

結露による不快感やカビの心配を減らし、年間を通して快適に過ごせる住環境を目指して、「内窓プラン」でのご提案をしています。

現地調査の結果、既存の窓は

という仕様で、窓ガラス・窓枠ともに断熱性能が十分とはいえない状態であり、熱貫流率の観点からも、窓周りの性能改善が必要であることは明らかでした。

また、既存窓枠の幅が20mmほどしかなく、内窓をそのまま取り付けすることができないことがわかりました。この場合、枠を増設（ふかし枠）すれば問題なく内窓が取付られるため、内窓の設置と併せてご提案しています。

（写真）施工前。

（写真）施工後。窓枠の増設に伴い、室内側に少し窓枠が飛び出している。

 
施工後、あらためてお住まいに伺い、施主様に使用感をお聞きしたところ、「夏冬ともに冷暖房の使用頻度が大幅に減り、快適に過ごしています」と嬉しいお言葉をいただきました。
またあわせて、「雨音が大幅軽減された」ともおっしゃっておりました。

そして何より印象的だったのが、「結露がほとんど出なくなった」ことを大変喜んでおられた点です。
窓の断熱性能と気密性が向上したことで、冬場の不快な結露が改善され、快適性だけでなくお部屋の衛生面でもプラスの効果を実感していただけました。

（写真）施工前。

（写真）施工後。窓枠増設時は、カーテンレールを外す必要がある場合もある。

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