「屋根からの断熱は確かに実感してます」|断熱リフォームの匠
お客様の声
2025.06.20
2階夏の快適断熱プラン内窓プラン
「屋根からの断熱は確かに実感してます」
2世帯住宅で、2階が住まいの為、夏の暑さに困っていました。電気代の高騰への対策も含めて、「リフォームの匠」さんへ依頼しました。
リフォームする事で後悔はしたくなかったので、営業の方には不安な事は丁寧にお答えしていただき、また、無理に勧める様なことはなくこちらの意向を尊重してくださいました。
都や国の助成が可能との事で屋根裏断熱だけでなく内窓、小窓の交換を行う事にしました。
施工の担当された方々のチームワークが素晴らしく、また暑い中の手早く、きれいな作業に頭が下がる思いでした。
屋根からの断熱は確かに実感してます。
窓も触らないぐらいの暑さから、ほんのり温かいぐらいに変わりました。
冬の結露も軽減するのではと期待しているところです。
とても満足しています。この度はありがとうございました。
東京都東久留米市 N様
天井断熱および窓断熱(内窓工法とカバー工法)工事の事例をご紹介いたします。
今回のお客様は、リビングが2階にあるお宅で、「生活の中心である2階がとにかく暑い…」ということを悩み、断熱リフォームの匠へご相談をいただきました。特に夏場は、リビングに上がるたびに「熱気に顔をつっこむような感覚」があったそうです。
調査の結果
屋根裏の調査では、断熱材の施工に関していくつかの問題が見つかりました。
まず見つかったのは、断熱材の厚み不足です。既存の断熱材の厚みが約100mmと、現在の基準に比べて薄く、断熱性能が十分ではないことが分かりました。また、ところどころで断熱材の隙間が出来ており、屋根裏の熱が伝わりやすい状態になっていることもわかりました。


さらに奥の方に進むと、一部区間に断熱材が設置されていない箇所も見受けられました。これでは屋根の熱が直接天井板へ移動してしまい、2階が暑くなる原因になってしまいます。


また、「気流止め」が行われていないことも確認されました。
この気流止めは、断熱材の性能をしっかり発揮させるために非常に重要なポイントです。屋根裏に気流止めがないと、夏場の熱された空気が壁内部に入りこみ、部屋全体を温めてしまう原因になります。


以上のことから、天井断熱の施工と、暑さ対策をより効果的にするために、一部内窓の施工をご提案いたしました。
断熱リフォームの様子
気流止め
断熱材を設置する前に、まずは気流止めを施工します。
壁へ通る空気の流れを遮断するために、壁内部への入口に断熱材を挟み込みました。これによって断熱性能を向上できるため、気流止めを行うことは断熱するうえで大切なポイントです。
天井
天井断熱には、「セルロースファイバー」を採用しました。綿状の断熱材を吹き込むため、複雑な木組みにも密着し、隙間ができにくいのが特長です。


天井断熱では、断熱性能だけでなく、屋根裏の通気性を確保することも重要なポイントです。
軒天部分の換気口を塞いてしまわないよう、今回の施工では袋入りの断熱材で囲いを作ることで、通気を確保しました。


窓
特に暑さを感じやすいリビングには、掃き出し窓と腰窓に断熱リフォームを施工します。
掃き出し窓には既存の窓は活かしつつ、室内側に新しい窓を追加する「内窓工事」を行いました。二重窓の設置により、既存の窓と二重窓の間に断熱層が生まれ、外気温の影響を大幅に軽減することできます。


腰窓には、既存の窓枠を残したまま新しい窓を取り付ける「カバー工法」にて施工しました。
内窓の設置よりも施工時間がかかってしまいますが、断熱性能の高い窓にまるごと変えるため、内窓では窓を開閉するのに2回窓を開ける必要があるのに対し、窓の開閉が一度でできるというメリットがあります。そのため、日常の使い勝手が以前と変わらず、長く快適にご使用いただけます。


施工データ
都道府県 | 東京都 |
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建物種別 | 木造 |
築年数 | 20年以上 |
施工面積 | 約50㎡ |
概算費用 | 概算費用:約1,000,000円 実質負担額:約600,000円 |
施工日数 | 2日間 |
お悩み | 2階が暑く、また、電気代の高騰も考慮し、エアコン、暖房の使用を控えめに生活したい。 |